女優の広末涼子さんが芸能活動休止を発表しました。
2025年4月、ニュースでも話題になった自動車事故を起こしてしまった広末さんですが、2025年5月2日広末さんの個人事務所が芸能活動休止を発表しました。
双極性感情障害と診断され、心身の回復に専念するという内容でした。
広末さんの病気はどのようなものなのでしょうか?
芸能活動再開する可能性についても検証します。
広末涼子さん過去の病歴について

双極性感情障害により、療養のために芸能活動休止を発表した広末涼子さんですが、精神疾患は今回が初めての診断だったのでしょうか?
気になったのが、2023年広末さんの元夫キャンドル・ジュンさんの会見の内容。
「お伝えしたいことの一番は、妻、広末涼子が育児放棄したことは一度もありません。私にとって良き妻ですし、何より子供たちにとって最高の母であり、家族や親せきの中でも最も頑張る、素敵な女性です」と話した後、広末さんの精神状態について話しました。
元夫キャンドル・ジュンさんが語った広末涼子さんの精神状態についてまとめると、
・自身と出会った頃の広末涼子さんは心が不安定で、結婚してからの良き妻、母であった彼女と180度違う人だった
・芸能界に若くして入った広末さんが抱えていた強烈なプレッシャーのせいで心が壊れてしまったのでは?
・広末涼子さんの心の不安定さを元夫や周囲の人が全力で隠していた
・自分自身を制御できておらず、今も全然まともではないということ
これらの内容を見る限り、このころからすでに精神疾患があったのではと推測できますが、家族や周囲の人が隠していたこともあって、公にはなっていないことがわかります。
精神疾患の治療で大切なことは、早期発見し、適切な治療を受けること。
症状が軽いうちに治療を開始すれば、症状が重くなる前に改善が期待できるからです。
長い間広末さん本人も、自分自身をコントロールできず苦しんでいたのではないのでしょうか。
今回きちんと診断され公表し、芸能活動休止を発表したことでやっと安心して休めるのではないかと思います。
今回診断された「双極性感情障害」とは?

双極性感情障害(躁うつ病)は、気分が極端に高揚する「躁状態」と、逆に気分が沈んで何もする気が起きない「抑うつ状態」が周期的に現れる精神疾患です。
この病気は、感情やエネルギーのコントロールが効かなくなり、日常生活に支障をきたすことがあります。
躁状態では、エネルギーが過剰になり、衝動的な行動や過剰な自信が現れることがあります。
一方、抑うつ状態では、無気力や自己嫌悪、悲しみの感情が支配的になり精神的にしんどい状況が続きます。
これらの症状が交互に現れることにより、患者は日常生活や仕事に大きな影響を受けることが多いのです。
それに加え、甲状腺機能亢進症の診断も受けている広末さん。
工場機能亢進症とは、甲状腺が異常に多くのホルモンを分泌する疾患のことです。
バセドウ病などもこの甲状腺機能亢進症に該当します。
これにより、体の新陳代謝が異常に活発になり、体重減少、動機や心拍数の増加、手の震え、発汗、不安やイライラ感、疲れやすいなどの症状が現れます。
甲状腺は首の前部に位置し、体内のさまざまな機能を調整するホルモンを分泌する重要な役割を担っています。
薬物療法や放射線治療などの治療法があり、いずれも効果が出ない場合は手術が必要になるようです。
どちらの病気も専門の医師の適切な治療と、十分な休息、周りのサポートが必要不可欠になってきます。
まずはゆっくり休んでほしいですね。
芸能界復帰はどうなる?

まずは治療が進められ、治療しながらも4月の交通事故の処置が行われていくのではないかと推測されます。
芸能問題に詳しい、河西邦剛弁護士は、自動車事故における広末涼子さんの過失について着目し、復帰は決して簡単ではないと語っています。
事故により起訴され、執行猶予が付く場合は、その期間は2~3年程度ではないかとのこと。
精神疾患の治療もどのくらいの期間を要するか今の段階では何とも言えないと思うので、最低でも3年ほどは復帰できないのではと予想できます。
まとめ
今回は女優の広末涼子さんの活動休止理由となった病気についてや今までの病歴、復帰についてをお伝えしました。
精神疾患は心身ともに休息を取り、専門の医師による適切な治療が必要です。
また治療中は周囲のサポートを受けながら、生活習慣の改善や、自身のストレス管理やリラックスできる方法を探して行くことが大切となります。
そして一番大切なことは、精神疾患を持っている自分の受け入れる事。
自己認識を深めて治療に前向きに取り組むことで回復していきます。
広末さんが復帰されて、また笑顔を見せてくれることを願っています。
(2000年に放送されていたドラマ「オヤジぃ。」が大好きなふじたまです!)
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