【保存版】古米をおいしく食べるコツ・新米との違いを徹底解説!

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2025年5月末から6月初旬にかけて、政府備蓄米として保管されていた「古古米」(2022年産)や「古古古米」(2021年産)の店頭販売が全国で始まり、大きな話題となっています。

あまり聞きなれない「古米」はいつも私たちが食べているお米とどう違うのでしょうか?

今回は「古米」について解説していきたいと思います!

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目次

古米とは?

「古米(こまい)」とは、前年(またはそれ以前)に収穫され、その年の新米シーズンを過ぎたお米のことをいいます。

今年収穫されたお米は、翌年の新しいお米が収穫されるまで「新米」と呼ばれます。

その年の新しいお米が収穫されてた時点で去年のお米は「古米」と呼ばれます。

前年産を「古米」、2年前のお米を「古古米(ここまい)」と「古」という感じを足していき、どのくらい古いお米なのかを表しています。

新米と比較!古米のメリット・デメリット 

メリット①:価格が安い

古米のメリットは何といっても新米より「安い」こと!

新米と比べて古米は市場価格が下がる傾向があり、大量購入やまとめ買いがしやすいです。

メリット②:保存性が高い

新米は新鮮さが売りなのに対して、古米は長期保存しやすいことがメリットと言われています。

適切に管理すれば、比較的長期間保存できます。

デメリット①:香りや風味が落ちる

収穫から時間が経つことで、特に「新米特有の甘い香り」は薄くなると言われています。

空気中の酸素と反応して酸化臭(ヘキサナール臭)が少し出る場合があります。

また、古米は乾燥しているので保存中に水分が抜けやすく、炊き上がりがやや硬くなることがあり、炊き方に少し工夫が必要です。

デメリット②:虫害やカビのリスク

新米に比べて、虫やカビが発生しやすく注意が必要です。

高温多湿は厳禁です!適切な保存状態を保てば虫害やカビは防ぐことができます。

古米の保存方法

ポイント①:空気が入りにくい容器を選ぶこと!

米袋をそのまま使うのはNG。袋のままだと空気が入って湿気や虫が発生しやすいので、密閉容器(プラスチックケース、米びつ、ペットボトルでもOK)やジップロックで小分けにして保存するのがおすすめです。

ポイント②保存場所に注意!

風通しの良い台所の床下や、押し入れの隅など、高温多湿を避けましょう!

温度は10℃以下が理想的なので冷蔵庫(野菜室)がおすすめです。

ポイント③虫よけ対策!

市販の米びつ用防虫剤(天然の唐辛子やハーブを使ったもの)を一緒に入れると虫がつきにくいのでおすすめ。

高温多湿は虫が発生する元なので、必ず冷暗所で保管し、さらに米びつ用防虫剤を入れておくと安心です。

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古米をおいしく食べるコツ

おいしく炊くコツ(水加減、研ぎ方)

ポイント①軽めに研ぐ

しっかり洗ったほうがいいような気がしますが、古米は乾燥して割れやすいので、優しく研ぐのが大切です。

サッと2~3回水を替える程度でOKです。

ポイント②水加減に注意!

古米は乾燥して水分が抜けやすいので、通常より少し多めの水を加えます。新米の水加減(通常ライン)より、指1本分くらい多めを目安にすると良いです。

ポイント③しっかり浸水させる

古米は乾燥しているので、しっかり水を吸わせることでふっくら感がアップします。

浸水時間の目安は、夏場は30分~1時間、冬場は1~2時間程度。

古米を美味しく食べるひと工夫!

昆布を一片(5cmくらい)入れる

古米特有の香りが和らぎ、旨みがアップします。

酒を少量(小さじ1/合)入れる

古米特有の臭いを抑え、炊きあがりがふっくらしてツヤが出ます。

ぜひ試してみてくださいね!

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まとめ

新米はまだまだ価格が高止まりで購入しにくい中、古米が登場してきていますね。

古米の保存方法や美味しく炊く方法を知れば、「古米っておいしくなさそう」というイメージを少しでも払拭できるのではないかと思います。

お米は、日本人にとって大切な主食ですよね。

少しでも安く、そして美味しく食べられるようにいろいろな方法を研究してお伝えできればと思います!

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この記事を書いた人

関西の30代ねこ好き主婦、ふじたまと申します。
気になることは調べないと気が済まない!
ふじたまが気になったニュースを記事にしています。

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