現在X(エックス:旧ツイッター)で「生理用品」がトレンドに上がっており、SNS上で話題になっています。
「市役所などの公共施設に、生理用品がなく困った。トイレットペーパーのように備え付けで設置するべき。」という意見があり、物議を呼んでいます。
今回話題になったSNS上の様々な意見
こちらのツイートが話題になっています。
生理用品がなくて困った、トイレットペーパーのように置いてほしいという内容。
そしてその「無料の」生理用品はだれが準備するのか?大人になれば、自分の生理がいつくるかだいたいは把握できるし、不順な場合はいつも常備しておくべきという意見があります。
私も過去に、持っていなくてコンビニに走ったことや、友達から持っていないかと聞かれ、常備していたものをあげた経験があります。
なので、急になってしまい、無くて困る気持ちはよーくわかります。
かといって「無料」で置くのは、、、
だれかが全部持って帰ってしまったり、その生理用品を準備する財源はどうするかなどの問題が多数ありますよね。
たまに見かける、女性トイレ内に設置された生理用品の自動販売機も、キャッシュレス対応ではないので使いにくいという声もありました。
そこで…こんなサービスを見つけました。
【生理用品を無料提供?!】オイテル(OiTr)の設置場所や利用方法について

こちらはオイテル株式会社の「OiTr(オイテル)」というシステム。
個室トイレ内に設置された、生理用ナプキンのディスペンサーです。
専用のスマートフォンアプリをかざすと生理用品が1枚無料でもらえるというサービスです。
日常的に必要になるサニタリー用品なのに、トイレットペーパーのように設置されている施設はまだまだ少ないです。
OiTrはトイレットペーパーのように無料で生理用品を常備される世の中にしたいという願いから生まれた事業のようです。
「OiTr(オイテル)」という名前は、「One in The restroom(個室トイレにあるべき大切な一つ)」の頭文字を取ってつけられたものです。
現在、28都道府県で設置
こちらのOiTrの設置場所は、全国28都道府県、285か所の施設で約3.450台設置されています。
関西の公共施設で設置されている箇所はこちら。
兵庫県 | 神戸マルイ |
大阪府 | なんばマルイ 心斎橋PARCO イオンモール大阪ドームシティ 枚方モール 三井ショッピングパークららぽーと堺 イズミヤショッピングセンター千里丘 摂津市役所 熊取町役場 東大阪市役所 泉大津市役所 |
京都府 | 河原町オーパ イオンモール北大路 イオンモール京都桂川 |
奈良県 | 大和郡市役所 |
まだまだ認知度は低いようですが、全国的に広まっていってほしいですね。
生理用品を無料で受け取る方法
お持ちのスマートフォンでオイテルのアプリをダウンロードします。

ダウンロードが完了したら、あとはナプキンの取り出し方に従って操作していきます。
OiTrのディスペンサーに近づけたままアイコンをタップすればナプキンを1枚受け取ることができます。
最初の1枚はアプリのダウンロードのみでもらえるのですが、2枚目以降をもらうにはアカウントの作成が必要になります。
アカウントを作成後は、25日間で合計7枚のナプキンを無料でもらうことができます。
26日以降は、それまで使用した枚数がリセットされるので25日ごとに7枚が無料で受け取れるようです。
ただ注意点が。
スマートフォンをディスペンサーのかざしたときに、ナプキンの残量(このディスペンサーにどのくらいナプキンが入っているか)がわかるのですが、0枚の場合はうけとることができません。
また先ほどお伝えした、25日間で最大7枚受け取れるという点と、1枚取り出した後は次に受け取れるのが最初に受け取ってから2時間が経過した後になるという点には注意が必要です。
「念のためもう一枚もらっておこう。」と思う方もいると思いますが、あくまで「緊急用」で利用していただければと思います。
利用した人の声
予定していなかった緊急事態に、ありがたいシステムですよね。
ほんとにいろいろなところにもっと普及していってほしいと思います。
有名企業の広告という点も信頼度が高いですね。
まとめ
今回は生理用品を無料で提供してくれるサービス「OiTr(オイテル)」についてご紹介しました。
出先での緊急事態でもオイテルを利用することができれば安心ですよね。
公共施設のほかに大学にも設置が広まっていますが、オフィスや駅などにも設置してくれるとありがたいなと思います。
本当に、もっといろいろなところに普及されることを祈っています…!
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