退職代行サービスとは?

最近若者の間で「退職代行サービス」を利用する人が増えています。
退職代行とは、労働者本人に代わって、代理人や弁護士が会社に退職の意思を伝えるサービスです。
以前は主に弁護士が対応していた内容なのですが、弁護士にお願いするとなると費用などが高くなかなか敷居が高かったのですが、近年利用者増加にともなって退職代行を専門とする企業が増えてきました。
退職代行サービスの人気が出た背景としては、
・仕事を辞めると言い出しにくかった
・パワハラ・セクハラの被害にあっていて即日やめたかったから
・退職を認めてもらえなかったから
と様々な理由がありました。
退職理由の多くは、人間関係が悪いことや、給料の不満など直接会社に伝えにくい内容であることから、この退職代行サービスの利用はさらに増加していく可能性が高いとされています。
退職代行サービスを利用する流れや費用について
では、ここからは実際に退職代行サービスを利用した時、退職までどのような流れになるのかをご説明していきます。
退職代行サービスを利用する流れ
- まずは利用する退職代行サービスを決めてお問い合わせをします。
- 退職代行業者に退職したい理由や勤務状況を伝え、状況の共有をします。本当に退職意思があるのかを最終確認します。
- 退職代行業者と契約を結び、利用料金を支払います。
- 退職代行業者が依頼者の勤務先に退職の意思を伝えます。退職意思を伝えた後は有休を消化して退職する場合もが多く、出社せずにそのまま退職となる流れがほとんどです。
制服などの貸与品は郵便で返送、ロッカーなどに私物がある場合も郵送してもらえるかという点もあらかじめ確認してもらうようにしましょう。
退職時にもらえる資料などの確認も忘れないようにしましょう。
退職時に受け取るべき書類はコチラ
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 基礎年金番号通知書(年金手帳)
- 離職票(転職先がまだ決まっていない場合)
- 退職証明書
- 健康保険資格喪失証明書
退職代行サービスの費用について
退職代行の費用相場は、労働組合が運営するサービスで2万円~3万円、
弁護士が運営するサービスの場合で5万円~10万円程度。
一般企業運営の場合は、1万円~5万円が相場となっています。
労働組合や弁護士の運営するサービスが高い理由は、法律に基づいた対応や専門的なアドバイスがもらえる点と、依頼者の退職する会社と交渉ができることが、一般企業との大きな違いです。
会社と交渉というのは、退職に関する条件交渉で、未払いの給料の請求や有給休暇の請求、退職金の請求などの法的な問題に関わる交渉を意味します。
おすすめの退職代行サービス3選!

退職代行 モームリ
労働組合と提携しており、会社との交渉が可能。法的案件の場合は、提携の弁護士に相談しながら進めることができるので安心です。
退職や勤務に関しての相談は何度でも何時間でもOKとしており、依頼者に寄り添ってくれそうな企業で、顧客満足度ナンバーワンの退職代行サービスとなっています。
費用は、正社員・契約社員・派遣社員の場合は22.000円、
パート・アルバイトの場合は12.000円となっています。後払いにも対応しています。
女性スタッフも在籍しているため、ジェンダーの問題についても対応可能なのが安心ですね。
退職代行 モームリ公式サイトはコチラ
退職代行 トリケシ
退職実績3,500件以上!
受付時間が24時間対応しており、LINEで気軽に相談できることがポイントです。
労働組合と提携しているので会社との交渉も可能で、アフターフォローもしっかりしてもらえるとのこと。
費用は25.000円で少し高額ですが、退後の転職サポートも充実しているという点でおススメです。
退職代行 トリケシの公式サイトはコチラ
退職代行 EXIT
こちらは退職代行サービスのパイオニアで、最大手の退職代行業者です。
EXITのおすすめポイントは何といっても料金が業界最安値の20.000円であること。
大手ならではの経験と、弁護士監修の安心さ両方を兼ね備えているところもおすすめのポイントです。
退職代行 EXITの公式サイトはコチラ
まとめ
最近話題の退職代行サービスについてご紹介しました。
苦労して就職した会社なのに、いざ入ってみたら思ってたのと違う!ということはよくありますよね。
大変な労働環境の中で、なかなかやめたいと言い出せないこともあります。
我慢しすぎて心が疲れてしまう前に、思い切って退職代行を利用して辞めるのも全然悪いことではないので、今やめられずに悩んでいる方はぜひ検討してみてくださいね。
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